2012年08月15日

ビジネスプラン作成の“勘所”①

「戦略コンシェルジュ」(中小企業診断士)の、平野高史です。

“お盆休み”もあと僅かとなりました。
荒れ模様の天気ではありましたが、
みなさん、良い思い出はできましたか?



さて、今回から“数回シリーズ”で、
「ビジネスプラン作成の“勘所”」をお伝えします。

第1回は「画期的なビジネスにはライバルはいない??」です。


起業・新規事業を始める方から、
よく「この商品・サービスは今までにないモノなので、ライバル(競合)はいないんですよ」という意見を聞きます。
競合がいない商売とは、何とも羨ましいですが、
それは本当でしょうか?

ビジネスの“登場人物”には、
①自社(company)
②競合(competitor)
③顧客(customer)
がいます。
(このような整理手法を「3C分析」と言います)

このうち①②しか意識しないと、
先程の「ライバル商品・サービスはない」と考えてしまいますが、
③顧客の立場に立ては、“財布は1つ=予算は限られている”ことから、
当然、他の商品・サービスと比較したうえで購入判断します。


この“顧客の立場として”の視点が欠けていると、
売り手の“思い込み”ビジネスとなってしまいますので、
気をつけましょう!


◆今日のまとめ◆
「どんなに新規性の高いビジネスでも、ライバル(競合)がいないことはあり得ない」
「“ライバルはいない”場合は、顧客の立場(“予算は限られている”)に立って競合を考えましょう」



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Posted by HBC at 11:11│Comments(0)起業
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