2009年09月07日
衆院選を経営学で斬ってみました
静岡の中小企業診断士・企業研修講師の、平野高史です。
9月に入っても、まだまだ暑いですね~。
もう、“異常気象”“地球温暖化”と言ったフレーズも、
インパクトが無いですね。
それが、当然といった感じで…。
さて、前月末の衆院選のインパクトは、
薄まるどころか、ますますヒートアップしておりますが、
勝った民主党の活気に比べて、
自民党の暗さ・ネガティブさが、目立ちます。
政治に関しては素人ですので、
政策に関してのコメントは差し控えますが、
今回の前与党大敗の要因として、
「“組織運営”の原則から大きく外れた行動」が、挙げられると感じます。
政治を、国という“組織(構成員は国民)”の運営ととらえれば、
間違った組織運営を行えば、当然構成員(国民)からは不信・不満が生まれます。
組織原則としては、例えば、
①記述出来ないものは、測定出来ない。
②測定出来ないものは、管理出来ない。
③管理出来ないものは、実現できない。
したがって、結果を出すためには、
例え数値化に馴染まないもの(例えば「組織のコミュニケーション能力」)でも、
何とか記述する(“報連相”実施率、社内サークルの数、飲み会の回数)ことで、
測定・管理することが必要です。
(バランスト・スコア・カードの考え方より)
ところが、前与党では、
前回選挙での公約(マニュフェスト)の達成率について問われると、
(例えば)
「経済運営は?」
「達成出来た。景気は回復している。効果が表れている。」
と言った内容の答弁しかありませんでした。
これでは、主観で述べているだけで、
記述出来ていません。
ですから、
①何を基準に述べているのか不明(そもそも、経済運営は、数値化が容易な分野だと思いますし)
②何時の時点での、どの程度の達成率なのか不明
なので、野党や国民との話し合いが、
全く噛み合わず、
与党の話を聞けば聞くほど、
嫌気がさしてしまったのではないでしょうか。
とにかく、結果が出ました。
世の中も、大きく変化すると思います。
社長さん!
会社も、“組織原則”を守る事が大事ですよ。
9月に入っても、まだまだ暑いですね~。
もう、“異常気象”“地球温暖化”と言ったフレーズも、
インパクトが無いですね。
それが、当然といった感じで…。
さて、前月末の衆院選のインパクトは、
薄まるどころか、ますますヒートアップしておりますが、
勝った民主党の活気に比べて、
自民党の暗さ・ネガティブさが、目立ちます。
政治に関しては素人ですので、
政策に関してのコメントは差し控えますが、
今回の前与党大敗の要因として、
「“組織運営”の原則から大きく外れた行動」が、挙げられると感じます。
政治を、国という“組織(構成員は国民)”の運営ととらえれば、
間違った組織運営を行えば、当然構成員(国民)からは不信・不満が生まれます。
組織原則としては、例えば、
①記述出来ないものは、測定出来ない。
②測定出来ないものは、管理出来ない。
③管理出来ないものは、実現できない。
したがって、結果を出すためには、
例え数値化に馴染まないもの(例えば「組織のコミュニケーション能力」)でも、
何とか記述する(“報連相”実施率、社内サークルの数、飲み会の回数)ことで、
測定・管理することが必要です。
(バランスト・スコア・カードの考え方より)
ところが、前与党では、
前回選挙での公約(マニュフェスト)の達成率について問われると、
(例えば)
「経済運営は?」
「達成出来た。景気は回復している。効果が表れている。」
と言った内容の答弁しかありませんでした。
これでは、主観で述べているだけで、
記述出来ていません。
ですから、
①何を基準に述べているのか不明(そもそも、経済運営は、数値化が容易な分野だと思いますし)
②何時の時点での、どの程度の達成率なのか不明
なので、野党や国民との話し合いが、
全く噛み合わず、
与党の話を聞けば聞くほど、
嫌気がさしてしまったのではないでしょうか。
とにかく、結果が出ました。
世の中も、大きく変化すると思います。
社長さん!
会社も、“組織原則”を守る事が大事ですよ。